ダナゾール:Donazol

ダナゾールDanazol)はテストステロン誘導体であり、偽閉経状態を作り上げる作用があり子宮内膜症、子宮筋腫症などの治療に用いられる。

1、作用機序
下垂体にてLH、FSHの分泌を抑制させ卵巣にてエストラジオールの分泌を抑制。
子宮内膜のアンドロゲンレセプターに結合して増殖を抑制する。

2、効能
下垂体からのLH、FSH分泌抑制により閉経状態を作り出す。
これにより子宮内膜症、子宮腺筋症、乳腺症などの婦人科疾患に効果を示す。

3、用法、用量
成人はダナゾールを1日200~400mgを2回に分け、月経周期第2~5日より約4カ月間連続経口服用する。症状が改善されない場合は増量する。
近年、副作用忌避の目的で局所療法や低用量(100~200mg/day)長期療法などがある。

4、副作用
副作用としては、男性様ホルモンとしての
ニキビ、むくみ、肩こり、声枯れ、多毛、乳房縮小などがあります。これらは基本投薬を中止すれば改善しますが、声変わりは時に治らないときがあるので、注意が必要です。

また注意が必要な副作用としては、血栓症、肝機能異常、間質性肺炎などがあります。




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