強膜炎・上強膜炎

強膜の表層は、血管に富む疎な結合組織で覆われているが、この層の炎症を上強膜炎といい、さらに深層の炎症を強膜炎という。

症状

羞明、流涙、眼痛などがみられる。強膜炎は上強膜炎よりも重篤で、虹彩毛様体炎や角膜炎を合併しやすい。

充血した結膜下には、淡紅色で圧痛示す限局性の腫瘤状浸潤が形成される。

治療

ステロイド点眼を行う。重症例にはステロイドの結膜下注射や内服を行う。

強膜炎では、治癒後に圧力によって膨隆したりする。(強膜ぶどう腫)

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