仮性三叉神経痛
真性三叉神経痛と類似し、放散性、電撃性、
三叉神経痛の症状を呈する患者三叉神経支配領域の組織臓器の器質
誘因としては原疾患の発症、
発現領域は多様で定型を取らないものが多い。
には積極的に原疾患発見の努力をすることが必要である。
真性三叉神経痛との鑑別は以下の臨床のいくつかを満たすことによ
仮性三叉神経痛は真性に比べ疼痛が軽度のものがある。
疼痛の持続時間が長い。
完全な無痛期を欠くものが多い。
誘発帯が不明確、あるいは特殊な誘発刺激をもつものがある。
疼痛発現の範囲は神経支配領域と一致しない。
誘発箇所と疼痛野が神経解剖的に一致しない。
神経痛以外の前駆症状、既往を経験している。
治療としては、原疾患の根本的な治療または除去が必要である。
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