冠動脈バイパスグラフト術(coronary artery bypass graft:CABG)

≪概念≫

冠動脈の狭窄に対し、末梢と大動脈をバイパスでつなぎ、末梢血流を確保する手法。

≪グラフト≫

使用されるグラフトには、左内胸動脈、右胃大網動脈、橈骨動脈、大伏在静脈等が用いられる。動脈の方が長期開存率は高い。

≪適応≫

高度な三枝病変、左冠動脈主幹部狭窄

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熱傷

≪病態≫ 熱の作用で、細胞レベルでたんぱく質が変性することにより生物学的活性が失われ、膜脂質の流動性が高まり、膜内の酵素活性が失われ、細胞機能が障害される。 熱の直接作用により、表皮や真皮に障害が …続きを読む…