角膜輪部結膜血管からの脂肪漏出増加、脂肪代謝異常による角膜混濁。 ほとんどが続発性。角膜潰瘍、外傷、角膜炎、角膜ヘルペスなどに続発する。
【所見】 原発性は角膜中央部に黄白色の混濁。新生血管はみとめない。 続発性は新生血管をみとめ、角膜混濁とともに、角膜瘢痕も認める。 辺縁部にはけばだったコレステロール結晶を認める。
【治療】 角膜移植。ただし、移植後も再発する。
≪概念≫ dermoid cystは成熟した三胚葉成分から構成される。嚢胞は重曹扁平上皮でできた強靭な嚢胞壁で覆われ、正常卵巣とは明確に区別される。嚢胞の一部は皮脂、毛髪、歯牙、骨、軟骨、神経組織、 …続きを読む…
The Never Ending Medical Dictionary