歯原性嚢胞(odontogenic cyst)は顎顔面領域に発生する嚢胞のうち、歯原性上皮由来の嚢胞の総称。
腫瘍の性質を持つ石灰化歯原性嚢胞や歯原性角化嚢胞は、これまで、歯原性嚢胞とされてきたが、世界保健機関などの近年の分類では、歯原性腫瘍に変更されている。
すでに萌出した歯の歯根部に発生するものと、発生の異常によるものとがある。
≪概念≫ dermoid cystは成熟した三胚葉成分から構成される。嚢胞は重曹扁平上皮でできた強靭な嚢胞壁で覆われ、正常卵巣とは明確に区別される。嚢胞の一部は皮脂、毛髪、歯牙、骨、軟骨、神経組織、 …続きを読む…
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