解離性障害
解離性(転換性)障害に共通なことは、記憶、同一性、感覚および運動のコントロール、の間の正常な統合に障害のあることである。 そして、障害と明らかに関連する心理的な原因の証拠の存在が必要である(これは本人が否定していてもよい)。 また、症状を説明する身体的障害のないことも条件の1つである。
ICD-10では、下記のような下位分類がある。
解離性健忘
解離性遁走(フーグ)
解離性混迷
トランスおよび憑依障害
解離性運動障害:心因性失声など
解離性けいれん
解離性知覚麻痺および感覚脱失:心因性聴覚喪失、心因性視覚障害など
混合性解離性(転換性)障害
他の解離性(転換性)障害 :ガンザー症候群、多重人格障害など