VitaminA欠乏症

≪病態≫ VitaminAは、眼表面の上皮の分化に必須で、欠乏すると上皮分化障害が発生する。主に、角化する。 発展途上国では「角膜軟化症」として、非常に問題。 先進国では、アルコール中毒などに発生するものがある。

≪症状、所見≫ 眼症状は夜盲にはじまる。ドライアイなどが続き、角結膜の角化病変へと進み、角膜障害が高度になる。進行すると、角膜実質壊死が生じ、角膜軟化症となる。

≪治療≫ VitaminAの摂取。約1週間続ける。脂溶性ビタミンのため、過剰投与に注意する。 軽症:5000単位/day 重症:20000~50000単位/day

注目の記事

原発性閉塞隅角緑内障

関連ページ 緑内障 Stage分類と診断方法、診断基準、治療方針(試案2005年10月) Stage分類 PACS(primary angle closure suspect):原発閉塞隅角(症) …続きを読む…