ウエストナイル熱

ウエストナイル熱は、フラビウイルス科フラビウイルス属のウエストナイルウイルス(WNV)による感染症である。


臨床像

  • 潜伏期間は3〜15日で、顕性感染するのは約20%である。発症した場合、発熱、頭痛、めまい、発疹、背部痛、筋肉痛などの症状が3〜6日続き、約1週間で何も症状を残さず回復する。
  • 感染者の約1%はウエストナイル脳炎を呈する。病変は中枢神経系であり、脳幹・脊髄も犯される。主に高齢者にみられ、脳炎患者の約10%は死亡する。
  • WNVはトリ、カの間で感染環をつくっており、感染したトリから吸血したカがヒトを吸血することによりヒトに感染する。

治療

  • 特異的な治療法はなく、対症療法が基本となる。

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