腸リンパ管拡張症

《臨床像》
リンパ流の停滞により、乳び様腹水・胸水を呈する。(低蛋白血症)
食事中の過量の脂肪は乳びの腸管漏出を増加させるため、食事中の脂肪を減らすと症状が軽減する。
《検査》
小腸X線所見で、粟粒大~小結節大までの透亮像を多数認める。
α1-アンチトリプシン試験、小腸内視鏡で広範囲に無数の散布性白点。
《治療》
蛋白漏出による浮腫に対して、アルブミン製剤、食事療法を行う。中鎖脂肪を主成分とする成分栄養が有効である。

注目の記事

遺伝子解析ソフトウエア

定義 遺伝子研究を行う際のツール。プラスミド作成、プライマー作成、DNAシークエンス等で欠かせないソフトウエア。最近ではフリーのものも多く出回るようになってきた。またこれまではMac環境でないとつか …続きを読む…