チェゲバラ
チェ・ゲバラ
Che Guevara (1928-1967)
アルゼンチン出身の医師・革命家。
ブエノスアイレス大学医学部在学中の1951年に友人とオートバイで南米大陸放浪の旅に出る。1953年に大学を卒業し、医師免許を取得した。その後、祖国を離れ、メキシコにてフィデル・カストロと出会う。1956年、バティスタ政権を転覆するため、キューバに上陸して戦闘を指揮した。1959年、政権を奪取し、キューバ革命を達成。同年、初代国立銀行総裁に就任した。1965年、ソビエト共産党を批判する発言により、キューバ政府から離脱し、アフリカのコンゴに渡る。1966年、バリエントス政権のボリビアに渡り、革命運動を再開する。1967年、政府軍の襲撃を受けて逮捕、殺害された。死後、その理想主義的、自己抑制的、英雄主義的な精神は、「赤いキリスト」という仇名と共に、一種の偶像として多くの若者に英雄として受け入れられ、各国で若者のファッションの一部としてその肖像が服に印刷されて販売されている。またその人生や発言を扱った書籍と映画は多く出版・製作されている。