乾癬性関節炎

《概念》
RAの類似疾患で、乾癬患者の数%に、軽度の関節症状が認められる。
《症状》
関節炎が主体となる。皮膚の乾癬の消長に伴って変化することが多い。DIP関節に好発(末梢性)、非対称性多発性関節炎(中枢型)
《検査》
①RF(‐)、抗核抗体(‐)、HLA-27(+)
②X線上、指趾末節骨骨破壊と先細り、指趾節基部のカップ変形。骨・関節は破壊され短くなるが、皮膚は正常で、望遠鏡のように重なって縮む。
《治療》
NSAIDs、ステロイド、レチノイド、シクロスポリンA
少数関節炎に対しステロイド関節内注射、重症例に低用量メトトレキサート

注目の記事

幽門側胃切除術

幽門側胃切除術の適応は術前診断でN0(リンパ節転移なし)のStageⅠAで胃の中部(M)下部(L)に存在する胃癌が適応となる。正中切開にて上腹部開腹し、転移の有無を確認するため、膀胱直腸窩、左横隔膜下 …続きを読む…