多発性内分泌腫瘍症

常染色体優性遺伝に、内分泌系の腫瘍が多発する。Ⅰ型、ⅡA型、ⅡB型がある。

Ⅰ型;膵内分泌腫瘍(Zollinger-Ellison症候群が最多)
下垂体腫瘍
副甲状腺亢進(過形成、腺腫)
ⅡA型;甲状腺髄様癌
   副腎髄質褐色細胞腫
   副甲状腺機能亢進
ⅡB型;多発性神経腫
   副腎髄質褐色細胞腫
   甲状腺髄様癌

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熱傷

≪病態≫ 熱の作用で、細胞レベルでたんぱく質が変性することにより生物学的活性が失われ、膜脂質の流動性が高まり、膜内の酵素活性が失われ、細胞機能が障害される。 熱の直接作用により、表皮や真皮に障害が …続きを読む…