多発性内分泌腫瘍症

常染色体優性遺伝に、内分泌系の腫瘍が多発する。Ⅰ型、ⅡA型、ⅡB型がある。

Ⅰ型;膵内分泌腫瘍(Zollinger-Ellison症候群が最多)
下垂体腫瘍
副甲状腺亢進(過形成、腺腫)
ⅡA型;甲状腺髄様癌
   副腎髄質褐色細胞腫
   副甲状腺機能亢進
ⅡB型;多発性神経腫
   副腎髄質褐色細胞腫
   甲状腺髄様癌

注目の記事

破嚢

後嚢破損 超音波水晶体乳化吸引術が普及した現在、後嚢破損の発生率は施設間、術者間の差はあるが約3%と言われる。逆にどんな名人でも破嚢のリスクはゼロではない。その後の適切な対応によって、術後の視機能は良 …続きを読む…