好酸球性びまん性筋膜炎

《臨床像》
強皮症様皮膚症状、皮膚のorange peel sign、あるいは羊皮様変化、末梢血中好酸球数の増多、高γ‐グロブリン血症、赤沈の上昇を臨床的特徴とする。
《病理》
組織学的には筋膜の肥厚と好酸球を含む細胞浸潤がみられる。
《治療》
ステロイド薬が有効。
《予後》
2‐5年後に自然寛解することもある。

注目の記事

熱傷

≪病態≫ 熱の作用で、細胞レベルでたんぱく質が変性することにより生物学的活性が失われ、膜脂質の流動性が高まり、膜内の酵素活性が失われ、細胞機能が障害される。 熱の直接作用により、表皮や真皮に障害が …続きを読む…