晩発性皮膚ポルフィリン症

≪概念≫
ウロポルフィリノーゲンデカルボキシラーゼ(UPD)の欠損により発症する。
≪誘因≫
アルコール、鉄過剰、エストロゲン等
≪疫学≫
中年以降に発症、最も頻度の高いポルフィリン症
≪症状≫
皮膚の光線過敏症が主な症状である。精神、神経症状はみられない。
≪検査≫
尿中ポルフィリンの増加
≪治療≫
誘因の除去、瀉血、クロロキン製剤

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熱傷

≪病態≫ 熱の作用で、細胞レベルでたんぱく質が変性することにより生物学的活性が失われ、膜脂質の流動性が高まり、膜内の酵素活性が失われ、細胞機能が障害される。 熱の直接作用により、表皮や真皮に障害が …続きを読む…