羞明

通常では苦痛にならない程度の光を、異常にまぶしく感じる状態である。
羞明をきたす原因としては、光量の調節障害、光に対する敏感性亢進、先天的な原因がある。光量の調節障害をきたす原因としては、白内障、散瞳薬の使用、動眼神経麻痺による病的散瞳があり、光に対する敏感性亢進をきたす疾患としては睫毛内反症、角膜炎、角膜潰瘍などの角膜疾患、虹彩毛様体炎、先天的な原因の例としては、先天緑内障(牛眼)、白子症(アルビノ)、一色型色覚(全色盲)、先天性無虹彩などがある。

注目の記事

ノックアウトマウス

概略 ある遺伝子の欠損マウス。最初から特定遺伝子の機能を欠失させたノックアウトマウスと、特異プロモーター下に目的遺伝子を切り出す酵素を発現させることにより(Cre recombinase & …続きを読む…