三心房心

《病態》
左房内に異常な隔壁ができて、左房を2つにわけたものを三心房心という。上の腔が肺静脈、下の腔が左室に交通している。
肺静脈は副室に入るが、出口が小さい場合、肺静脈還流障害、肺うっ血、肺高血圧、右心不全を伴う。新生児以降の発症例が多く、隔壁を除去し、肺静脈還流障害異常があれば修復する。

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