QT短縮症候群

QTの短縮によって致死性不整脈(心室頻拍(VT)や心室細動(VF))が引き起こされる疾患。発症機序は不明であり、突然死よ原因として近年注目されつつある。


臨床


  • めまい、失神、心停止などを引き起こす。
  • 心電図では著名なQT間隔の短縮(≦300ms)、高いT波がみられる。
  • なんらかの原因により続発性に発症する後天性QT短縮症候群と、常染色体優性遺伝の遺伝性疾患である先天性QT短縮症候群とがある。

治療


  • QT時間を延長させる硫酸キニジンが用いられるが、その有効性は不明である。

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