ペースメーカー(pace maker)
≪機序≫
不整脈などにより、心臓の同期的収縮や十分な心拍数が見られなくなくなった状態に対し、心房、心室に設置されたリードから電気的刺激を加えることで心収縮を改善し、心拍出量を増加する。
≪適応≫
拡張型心筋症、洞不全症候群、MorbizⅡ型A-Vブロック、2:1A-Vブロック
≪モード≫
ペースメーカーのモードはAAI、VATなど、アルファベット3文字で表される。1文字目は刺激する部位であり、A:心房、V:心室、D:心室と心室の両方となっている。2文字目は自己波形を感知する部位であり、同様にA、V、Dがある。3文字目は自己波形を感知した場合に刺激をどうするかであり、I:抑制、T:同期、D:両方がある。