交感神経抑制薬

交感神経にはα1、α2、β1、β2の4つがある。
《交感神経の作用》
α1:血管収縮による昇圧作用
α2:中枢α2受容体を刺激し、交感神経を抑制する
β1:心臓のβ1受容体を刺激し、心拍数や心拍出量などの心機能を亢進する
β2:気管支拡張作用

交感神経抑制薬とはこれらの作用を抑制する薬剤である。

注目の記事

急性尿細管壊死(ATN:acute tubular necrosis)

〈概念〉 ・ 腎虚血や、腎毒性物質によって尿細管上皮が壊死性変化を起こした状態。 ・ 急性腎不全の原因として最も多い。 ・ 成因として、血流障害あるいは尿細管上皮に対する直接の障害が考えら …続きを読む…