Fabry disease

α-galactosidase Aの欠損により、トリヘキソシルセラミドが全身の臓器に進行性に蓄積。治療可能である点で重要な疾患である。
頻度:4000人に一人
伴性劣性遺伝。
(症状)
被角血管腫、四肢末端痛、角膜混濁、腎障害(尿タンパク、血尿を認め、40代で腎不全)、心筋障害、脳血管障害

2週間に1回、酵素を点滴で補充することで症状の改善や進展防止可能。

注目の記事

白内障

病態 白内障とは、眼球内の水晶体が混濁する疾患です。水晶体混濁の増加は水晶体内のαクリスタリン蛋白変性に伴う不溶性蛋白増加が指摘されています。白内障で最も多いのは加齢に伴う老人性白内障です。年代 …続きを読む…