偽性Bartter症候群

《概念》
慢性下痢や嘔吐、あるいはやせる目的で下痢や利尿薬(特にループ利尿薬)を乱用した場合、Bartter症候群と同様の症状を呈することがある。
《病態》
ループ利尿薬乱用の場合、Henleの太い上行脚のNa-K-2Cl共輸送体の機能が直接阻害されることにより、Bartter症候群と類似の症状を呈する。
《臨床像》
低K血症、代謝性アルカローシス、浮腫(-)
《診断》
病歴が重要。本人がループ利尿薬の乱用を隠している時は、尿中薬物濃度測定なども考慮。

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