奇脈

吸気時に呼気時より収縮期圧が10mmHg以上低下するもの。
吸気時左室の拡張が制限され血流の還流障害がある場合にみられる。

例: 心タンポナーデ、収縮性心膜炎、気管閉塞、重症喘息時など

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≪疫学・概念≫ 先天性心疾患は出生児の1%ほどが合併する。心室中隔欠損とは心室中隔に欠損校が存在する奇形である。心室中隔は漏斗部中隔、膜様部中隔、肉柱性中隔、流入路中隔の4部分に分けられ、これらの中 …続きを読む…