尋常性白斑

尋常性白斑(vitiligo vulgarisとは、後天的に発症する白斑で、抗メラノサイト抗体による自己免疫性疾患あるいは、局所自律神経障害によるものと考えられており、境界明瞭な完全脱失性白斑を認める。合併症としては、甲状腺炎による甲状腺機能亢進症やアジソン病、悪性貧血などの自己免疫性疾患を合併することがある。

白斑病変に対してはPUVA療法、ナローバンドUVB療法が有効で、ステロイド外用も行われる。

注目の記事

眼内レンズ縫着術

眼内レンズ縫着術 概念:眼内レンズを挿入する場合には嚢内固定、嚢外固定の両手技があるが、水晶体全摘出術を行なったり、チン氏帯が高度に断裂した場合には水晶体嚢による眼内レンズの支持が得られないため、毛様 …続きを読む…