Raynaud現象

手指や足先の小動脈が寒冷刺激やストレスに反応して発作的に収縮することによって起こる局所的末梢障害。
指先が血流不足となり、蒼白になる。

Raynaud現象をきたす疾患≫
強皮症、混合性結合組織病(MCTD)の90%、SLEの30%、多発性筋炎・皮膚筋炎の10%。
その他、結節性多発動脈炎、シェーグレン症候群、悪性リウマチでも見られる。
β-blockerやエルゴタミンなどの血管収縮薬でも見られることがある。

注目の記事

エナメル質

エナメル質 エナメル質…歯冠象牙質の表面を覆う、人体で最も高度に石灰化した上皮組織である。人体では唯一の外胚葉由来の上皮性石灰化組織でほとんど無機結晶から構成され、細胞成分を全く含まない。完成した歯 …続きを読む…