海馬の機能

海馬が破壊されると、重篤な順向性健忘症になる。すなわち脳損傷以前の記憶は残っているが、脳損傷以降の記憶が失われる、ただし、失われる記憶は、長期記憶のうち陳述記憶であり、したがって、損傷以降のエピソード記憶と意味記憶が不可能になる。逆に非陳述記憶は可能であり、プライミングや手順記憶、条件付けなどは可能である。また、短期記憶も温存される。
従って、海馬は短期記憶から長期記憶に変換し、固定する役割の一部を担っていると考えられる。

注目の記事

眼内レンズ縫着術

眼内レンズ縫着術 概念:眼内レンズを挿入する場合には嚢内固定、嚢外固定の両手技があるが、水晶体全摘出術を行なったり、チン氏帯が高度に断裂した場合には水晶体嚢による眼内レンズの支持が得られないため、毛様 …続きを読む…