海馬の機能

海馬が破壊されると、重篤な順向性健忘症になる。すなわち脳損傷以前の記憶は残っているが、脳損傷以降の記憶が失われる、ただし、失われる記憶は、長期記憶のうち陳述記憶であり、したがって、損傷以降のエピソード記憶と意味記憶が不可能になる。逆に非陳述記憶は可能であり、プライミングや手順記憶、条件付けなどは可能である。また、短期記憶も温存される。
従って、海馬は短期記憶から長期記憶に変換し、固定する役割の一部を担っていると考えられる。

注目の記事

エナメル質

エナメル質 エナメル質…歯冠象牙質の表面を覆う、人体で最も高度に石灰化した上皮組織である。人体では唯一の外胚葉由来の上皮性石灰化組織でほとんど無機結晶から構成され、細胞成分を全く含まない。完成した歯 …続きを読む…