甲状腺クリーゼ

【病態】
甲状腺中毒症の患者で、感染、外傷、手術の侵襲などを契機として、甲状腺ホルモン過剰となって複数臓器不全に陥ったもの。
【症状】
発熱、頻脈、心不全、振戦、消化器症状(吐き気、下痢、黄疸)、精神症状(不穏、傾眠、せん妄)
【診断】
甲状腺ホルモンの異常高値+臨床症状
【治療】
大量の抗甲状腺薬、β遮断薬、甲状腺皮質ホルモン、対症療法(輸液、冷却、酸素吸入)

注目の記事

原発性閉塞隅角緑内障

関連ページ 緑内障 Stage分類と診断方法、診断基準、治療方針(試案2005年10月) Stage分類 PACS(primary angle closure suspect):原発閉塞隅角(症) …続きを読む…