甲状腺クリーゼ

【病態】
甲状腺中毒症の患者で、感染、外傷、手術の侵襲などを契機として、甲状腺ホルモン過剰となって複数臓器不全に陥ったもの。
【症状】
発熱、頻脈、心不全、振戦、消化器症状(吐き気、下痢、黄疸)、精神症状(不穏、傾眠、せん妄)
【診断】
甲状腺ホルモンの異常高値+臨床症状
【治療】
大量の抗甲状腺薬、β遮断薬、甲状腺皮質ホルモン、対症療法(輸液、冷却、酸素吸入)

注目の記事

遺伝子発現データーベース

概要 各種組織、細胞での遺伝子発現をデーターベース化したもの。 ポストゲノミック時代の手法としてまず注目されているのはこうした遺伝子発現解析であり、近年DNAアレイなどの手法が考案され、組織や細胞で …続きを読む…