網状赤血球
赤血球の前駆体であり、正染性赤芽球から核が押し出された後にできる。無核の細胞で直径は7〜8μm、細胞質はピンク色に染まる。網状に見える部分は、残余ポリソームである。骨髄中に1日ないしは2日とどまり末梢血中に遊離し、1日循環したのちに成熟赤血球となる。また網赤血球とも言う。
〈概念〉 ・ 腎虚血や、腎毒性物質によって尿細管上皮が壊死性変化を起こした状態。 ・ 急性腎不全の原因として最も多い。 ・ 成因として、血流障害あるいは尿細管上皮に対する直接の障害が考えら …続きを読む…