膵嚢胞
〈分類〉
・ 真性嚢胞(上皮あり):先天性のものと、腫瘍、寄生虫などによる後天性のものがある。
・ 仮性嚢胞(上皮なし):後天性の原因として、膵炎後(最多)、外傷性など
〈症状〉
上腹部腫瘤、疼痛、微熱
〈検査〉
・ 血液検査:WBC↑、アミラーゼ↑など
・ エコー・CT:透亮像(water density mass)
・ 血管造影:動脈の編位・伸展・圧排、無血管野がみられる
〈治療〉
・ 腫瘍性嚢胞に対して→摘出
・ 仮性嚢胞は6週間は自然消失することがあるので経過観察し、消失しなければドレナージ