視神経転移性腫瘍

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≪癌性視神経症≫ び慢性髄膜癌が視神経、視交叉に浸潤することが多い。 直接転移することはない。 片眼性、あるいは両眼性に急性に進行する視機能障害。

所見は、視神経乳頭腫脹を示すことが多い。最終的には視神経委縮となる。 放射線療法、髄膜内化学療法など。

悪性リンパ腫性視神経症≫ 悪性リンパ腫が原発、または転移性として視神経に発生したもの。 主要が眼窩内に発生すると急激な眼球突出をきたす。眼窩蜂窩織炎と鑑別が問題になる。 視力障害は急激で、中心暗点から始まることも多い。

所見は、初期には乳頭は正常、進行すると乳頭腫脹。中枢神経に及ぶと、さまざまな症状を示す。 腫瘍、リンパ節の生検、骨髄検査で確定診断する。 放射線治療、化学療法など。

≪白血病性視神経症≫ 急性白血病による、浸潤性視神経障害。 視機能障害は比較的軽い。 眼球運動障害、眼球突出、顔面神経麻痺を随伴する。

所見は、著しい乳頭浮腫、出血。白血病網膜症を伴う。 局所の放射線治療が奏功する。

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