赤痢アメーバ症

≪病態≫
赤痢アメーバ嚢子の経口感染により、主に大腸に壊死性潰瘍性大腸炎を引き起こす。近年はSTDとしても注目されている。熱帯・亜熱帯への海外渡航後、1~3カ月の潜伏期を経て発症する。
完治しない場合、数年後に門脈から血流にはいり、脳、肝、肺にアンチョビペースト状の内容物を含む膿瘍を形成する。

≪症状≫
腹痛、しぶり便、イチゴゼリー様粘血便を呈する。

≪診断≫
糞便中にアメーバ原虫を証明して確定診断する。
感染症法により四類感染症に分類され、診断した医師は7日以内に届け出の義務が課せられている。

≪治療≫
抗原虫薬メトロニダゾールを投与する。

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