Gibertばら色粃糠疹

体幹に粃糠様鱗屑を伴う紅斑が多発する、急性の炎症性角化症である。
初発疹(herald patch)の出現後、約1〜2週間で二次疹が生じ、1〜2ヶ月で自然治癒する。
原因不明だが、ウイルス感染の関与が考えられている。
10〜30歳代に好発し、春・秋に多い。


臨床


  • 初発疹として、突然、粃糠様鱗屑の付着した直径1〜数cmの比較的大きな紅斑が、体幹に1〜2個出現する。
  • 初発疹出現の約1〜2週間後、二次疹として、初発疹より小型の紅斑が、体幹・四肢近位部に急激に多発する。
  • 二次疹は楕円形で長軸が皮膚割線(Langer割線)方向に一致する傾向があり、背部ではクリスマスツリー様配列を示す。

治療


  • 1〜2ヵ月で自然治癒するため経過観察とする。
  • 強い瘙痒に対しては、対症的に抗ヒスタミン薬内服などを行う。

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