急性心膜炎

原因としてはコクサッキーB群ウイルスの感染が最も多い。SLEなどの膠原病や尿毒症、AMIからのDressler症候群などによるものもある。症候としては感冒症状、深呼吸や臥位で増悪する胸痛がある。聴診所見では高調の心膜摩擦音が聞こえ、心音は減弱する。エコーでは心のう液の貯留がみられる。心電図では広汎なST上昇が認められる。治療としては安静にし、NSAIDs内服を行う。

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