Weber-Christian病

《概念》
原因不明の皮下脂肪織炎と多発性の皮下結節を示す極めてまれな疾患。
《疫学》
30歳以下の若い女性に多い。男女比約1:2。
《症状》
発熱と有痛性の皮下脂肪織炎が主症状。皮膚の陥凹を残す。反復する発熱、非化膿性皮下脂肪織炎、全身倦怠、関節痛、筋肉痛、脂肪肝
《検査》
血清リパーゼ↑、血清アミラーゼ↑
《治療》
NSAIDs、ステロイド、免疫抑制薬

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心室中隔欠損症(ventricular septal defect: VSD)

≪疫学・概念≫ 先天性心疾患は出生児の1%ほどが合併する。心室中隔欠損とは心室中隔に欠損校が存在する奇形である。心室中隔は漏斗部中隔、膜様部中隔、肉柱性中隔、流入路中隔の4部分に分けられ、これらの中 …続きを読む…