アレルギー性結膜炎

花粉、ダニ、ハウスダスト、動物の毛、カビなどをアレルゲンとするⅠ型アレルギー疾患である。

臨床


  • 比較的急速に眼瞼腫脹、結膜の浮腫、充血、流涙、粘液様眼脂、瘙痒感を生じる。
  • スギ花粉症では、2〜4月に急性に症状が出現し、鼻炎を合併することが多い。

診断


  • スクラッチテストなどで抗原を特定する。
  • 眼分泌物中に好酸球が検出されれば、確定診断となる。

治療


  • アレルゲンの除去と抗アレルギー薬、ステロイド点眼を行う。

注目の記事

眼内レンズ縫着術

眼内レンズ縫着術 概念:眼内レンズを挿入する場合には嚢内固定、嚢外固定の両手技があるが、水晶体全摘出術を行なったり、チン氏帯が高度に断裂した場合には水晶体嚢による眼内レンズの支持が得られないため、毛様 …続きを読む…