イチゴ(苺)状血管腫

未熟な毛細血管内皮細胞の増殖により、主に顔面に赤色隆起性の腫瘤を生じる疾患である。

臨床


  • 顔面などに赤色隆起性の腫瘤が生じる。
  • 生後1~3週頃に発生し急速に増大、6ヵ月~1年で最大となるが、学童期までに自然消褪する。

治療


  • 経過観察が原則である(wait & see policy)。
  • 腫瘤による視力障害や気道圧迫をきたす場合には、ステロイド内服などを行う。
  • 早期に色素レーザを用いることもある。

注目の記事

幽門側胃切除術

幽門側胃切除術の適応は術前診断でN0(リンパ節転移なし)のStageⅠAで胃の中部(M)下部(L)に存在する胃癌が適応となる。正中切開にて上腹部開腹し、転移の有無を確認するため、膀胱直腸窩、左横隔膜下 …続きを読む…