タモキシフェン

抗エストロゲン薬。 エストロゲン依存性の悪性腫瘍の治療薬。 これにより、網膜神経節細胞の軸索が変性、その変性物が神経細胞層などに 沈着する。

≪網膜障害≫ 総投与量100gをこえると、網膜下に白色沈着物、嚢胞様黄斑浮腫網膜色素上皮障害 を起こす。 視力低下、色覚異常が発生する。

≪診断≫ 病歴、治療歴。 眼底所見などから総合的に判断する。

≪治療≫ 薬物中止。 視機能は改善しないことも多い。

注目の記事

初めての方へ

Web医学辞典メディペディアへようこそ!!この医学辞典は日本中の医師・歯科医師の知恵を結集して、自由に執筆でき、無料で利用できる電子医学辞典を創ろう!というアイディアが結実したものです。このアイディア …続きを読む…