抗エストロゲン薬。 エストロゲン依存性の悪性腫瘍の治療薬。 これにより、網膜神経節細胞の軸索が変性、その変性物が神経細胞層などに 沈着する。
≪網膜障害≫ 総投与量100gをこえると、網膜下に白色沈着物、嚢胞様黄斑浮腫、網膜色素上皮障害 を起こす。 視力低下、色覚異常が発生する。
≪診断≫ 病歴、治療歴。 眼底所見などから総合的に判断する。
≪治療≫ 薬物中止。 視機能は改善しないことも多い。
網膜色素上皮;retinal pigment epithelium: RPE: 色素上皮 視細胞のメンテナンスに重要な細胞で、いわゆるブルフ膜を基底膜とする単層の立方上皮細胞であり、相互間はtight …続きを読む…
The Never Ending Medical Dictionary