乳頭浮腫·うっ血乳頭

視神経乳頭が浮腫状に腫脹した状態を乳頭浮腫といい、このうち頭蓋内圧上昇により視神経乳頭に浮腫性変化が出現したものをうっ血乳頭という。
乳頭浮腫を起こす疾患
  • 頭蓋内圧亢進(腫瘍、膿瘍など)
  • 高血圧(本態性、腎性、妊娠高血圧症候群)
  • 血管閉塞(網膜中心静脈閉塞症、眼窩腫瘍、頭蓋内血栓性静脈炎)
  • 血液疾患(真性赤血球増多症、貧血、白血病)
  • Vogt-小柳-原田病
  • その他(高炭酸ガス血症)

症状


原則両側性で、視力障害は通常起こらない。うっ血乳頭では頭蓋内圧亢進症状(頭痛、悪心、嘔吐)をきたす。

検査


視野検査で、Mariotte肓点の拡大が認められる(うっ血乳頭)。
眼底検査で、視神経乳頭の発赤、腫脹、乳頭縁の境界不鮮明化が認められる(うっ血乳頭)。

治療


原因疾患の治療を行う。
うっ血乳頭ではマンニトール、グリセロールで脳圧を下げる。

注目の記事

熱傷

≪病態≫ 熱の作用で、細胞レベルでたんぱく質が変性することにより生物学的活性が失われ、膜脂質の流動性が高まり、膜内の酵素活性が失われ、細胞機能が障害される。 熱の直接作用により、表皮や真皮に障害が …続きを読む…