井上ステントグラフト

心臓血管外科医である井上寛治医師によって発明された、動脈瘤専門のステント。開胸手術で用いられる人工血管を折りたたんだものをカテーテルを用いて瘤に運び、拡張することで瘤への血流を遮断する。
腹部大動脈瘤に対してのステントグラフトはすでに保険適用があるが、左鎖骨下動脈に留置する枝付きのステントは臨床研究の段階である。

注目の記事

急性尿細管壊死(ATN:acute tubular necrosis)

〈概念〉 ・ 腎虚血や、腎毒性物質によって尿細管上皮が壊死性変化を起こした状態。 ・ 急性腎不全の原因として最も多い。 ・ 成因として、血流障害あるいは尿細管上皮に対する直接の障害が考えら …続きを読む…