心外膜が石灰化することによっておこる。原因としては特発性、ウイルスや結核菌による心膜炎が多い。所見としては拡張障害による頻脈と脈圧低下、右心不全症状、呼吸困難、吸気時増悪(クスマウルサイン、奇脈)と心タンポナーデと同じである。聴診では石灰化した心膜が心臓にぶつかる心膜ノック音が聴取される。X線では心膜石灰化が認められ、右室圧曲線ではdip&plateau patternを認める。治療としては心膜の石灰化している部分を外科的に切開する。
≪病態≫ 熱の作用で、細胞レベルでたんぱく質が変性することにより生物学的活性が失われ、膜脂質の流動性が高まり、膜内の酵素活性が失われ、細胞機能が障害される。 熱の直接作用により、表皮や真皮に障害が …続きを読む…
The Never Ending Medical Dictionary