高プロラクチン血症

高プロラクチン血症とは、下垂体前葉からのプロラクチン分泌が過剰になった状態で、プロラクチン産生下垂体腫瘍や薬剤によるものが多い。20~30代の若い女性に多い。
①女性で、乳汁漏出性腺機能低下(不妊・無月経) ←PRL↑、LH・FSH↓
 男性で、性欲低下、乳汁漏出
②ときに頭痛、視野障害 ←下垂体腺腫が原因の場合の圧迫症状
③血液所見で、PRL↑
 などの所見がみられたら、高プロラクチン血症と診断する。
鑑別のために、次の3つのチェックを行う。
1.服薬中の薬剤のチェック
2.甲状腺機能検査
3.頭部X線、CT、MRI
治療
原因によって、治療は異なる。
1.プロラクチン産生下垂体腺腫(プロラクチノーマ)によるもの
 a.薬物療法(ブロモクリプチン、テルグライド、カベルゴリン)
 b.薬剤抵抗性、巨大腺腫では手術療法(Hardy手術)
2.視床下部・下垂体障害によるもの
 a.特発性では、ブロモクリプチン投与
 b.続発性(頭蓋咽頭腫、胚芽腫など)では、手術療法、放射線療法
3.薬剤性では服用中の薬剤中止
4.原発性甲状腺機能低下症に伴うものでは、甲状腺ホルモン補充療法

(参照:クエスチョンバンク)

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