帯状角膜変性症

角膜上皮下にカルシウムの沈着をきたし、角膜実質表層の混濁をきたす。 ぶどう膜炎緑内障、シリコンオイル眼などに続発する。 シリコンオイル眼、ぶどう膜炎緑内障などに続発する。 高カルシウム血症や、透析、副甲状腺機能亢進症、ビタミンD中毒にも伴う。

【所見】 角膜輪部3時、9時の部分から、輪部との間に透明な部分を残して角膜実質表層混濁が発生。徐々に中央に伸び、次第に癒合する。 角膜神経がボウマン膜を貫通している部分には沈着が起こらず、カルシウム混濁の中に、チーズ様の小孔を多数認める。

【症状】 進行すると、視力低下、疼痛。

【治療】 エキシマレーザーによる、PTK。 0.05molEDTA-Na2塗布療法。 ゴルフ刀による表層切除。

注目の記事

初めての方へ

Web医学辞典メディペディアへようこそ!!この医学辞典は日本中の医師・歯科医師の知恵を結集して、自由に執筆でき、無料で利用できる電子医学辞典を創ろう!というアイディアが結実したものです。このアイディア …続きを読む…