広場恐怖症

臨床


  • DSM-Ⅳではパニック症/パニック障害の随伴症状とされてきたが、DSM-5から独立した疾患単位となった。
  • 直ちに逃げ出すこと、助けを求めることができない状況に関して不合理な不安を抱く。

治療


  • 薬物療法が有効であり、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)単剤が基本であるが、抗不安溪(ベンゾジアゼピン系、特にアルプラゾラム)を用いることもある。
  • 精神療法としては、認知・行動療法などを行い、発作が起きても生命に関わることはないことを説明する。

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熱傷

≪病態≫ 熱の作用で、細胞レベルでたんぱく質が変性することにより生物学的活性が失われ、膜脂質の流動性が高まり、膜内の酵素活性が失われ、細胞機能が障害される。 熱の直接作用により、表皮や真皮に障害が …続きを読む…