広場恐怖症

臨床


  • DSM-Ⅳではパニック症/パニック障害の随伴症状とされてきたが、DSM-5から独立した疾患単位となった。
  • 直ちに逃げ出すこと、助けを求めることができない状況に関して不合理な不安を抱く。

治療


  • 薬物療法が有効であり、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)単剤が基本であるが、抗不安溪(ベンゾジアゼピン系、特にアルプラゾラム)を用いることもある。
  • 精神療法としては、認知・行動療法などを行い、発作が起きても生命に関わることはないことを説明する。

注目の記事

遺伝子発現データーベース

概要 各種組織、細胞での遺伝子発現をデーターベース化したもの。 ポストゲノミック時代の手法としてまず注目されているのはこうした遺伝子発現解析であり、近年DNAアレイなどの手法が考案され、組織や細胞で …続きを読む…