心筋梗塞

冠状動脈が詰まって心臓の筋肉が壊死する疾患。冠動脈の粥状硬化部において、粥腫の破綻またはびらんに伴う冠動脈内血栓形成、および冠攣縮が、閉塞のもっとも重要な要因である。心筋梗塞の診断には、病歴、心電図変化、心筋マーカーの上昇が大切である。また、心エコーで心臓壁の運動が限局性に障害されている部位を認め、CAGで冠動脈の閉塞または狭窄所見がみられたら確実となる。

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熱傷

≪病態≫ 熱の作用で、細胞レベルでたんぱく質が変性することにより生物学的活性が失われ、膜脂質の流動性が高まり、膜内の酵素活性が失われ、細胞機能が障害される。 熱の直接作用により、表皮や真皮に障害が …続きを読む…