急性膿胸(acute pyothorax)

〈概念〉

発症から3ヶ月以内の膿胸。

細菌性胸膜炎に引き続き発症することが多い。

〈好発〉

細菌性肺炎or細菌性胸膜炎の経過中

〈症状〉

高熱、咳嗽、胸痛

膿性喀痰

〈検査〉

胸部Xp:胸水貯留

血液検査:白血球↑、CRP↑、赤沈↑

確定診断は、胸腔穿刺で行う。

〈治療〉

胸腔ドレナージによる排膿+抗菌薬

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熱傷

≪病態≫ 熱の作用で、細胞レベルでたんぱく質が変性することにより生物学的活性が失われ、膜脂質の流動性が高まり、膜内の酵素活性が失われ、細胞機能が障害される。 熱の直接作用により、表皮や真皮に障害が …続きを読む…