水晶体起因性ぶどう膜炎

≪病態≫ 外傷・白内障手術など、何らかの要因によって水晶体たんぱくが房水に流出、それがもとになり 炎症が発生する。

≪所見≫ 毛様充血、虹彩炎、角膜後面沈着物。高眼圧をきたすことが多い。 炎症が強い場合には、後眼部にも波及する。

≪治療≫ 水晶体たんぱくの除去を手術的に行う(前房洗浄) ステロイド点眼、内服。眼圧上昇があれば、β遮断薬点眼など。

≪鑑別≫ Toxic lenz syndrome , 過熟白内障による水晶体融解緑内障 交感性眼内炎など

注目の記事

遺伝子発現データーベース

概要 各種組織、細胞での遺伝子発現をデーターベース化したもの。 ポストゲノミック時代の手法としてまず注目されているのはこうした遺伝子発現解析であり、近年DNAアレイなどの手法が考案され、組織や細胞で …続きを読む…