眼脂(めやに)

結膜や涙嚢の炎症のほか、鼻涙管の疾患でも起こりうる。ウイルス性結膜炎では漿液性、細菌性結膜炎では膿性となる。
眼脂を大量に認める疾患としては、慢性涙囊炎、細菌性結膜炎、先天性鼻涙管閉塞症、クラミジア結膜炎、急性出血性結膜炎、流行性角結膜炎、麻疹(カタル期)、春季カタル、新生児涙囊炎などがある。

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熱傷

≪病態≫ 熱の作用で、細胞レベルでたんぱく質が変性することにより生物学的活性が失われ、膜脂質の流動性が高まり、膜内の酵素活性が失われ、細胞機能が障害される。 熱の直接作用により、表皮や真皮に障害が …続きを読む…