薬害C型肝炎訴訟
1987年に青森県で肝炎の集団感染が起こったが、20年間に亘り、厚生労働省と製薬メーカーは、血液製剤フィブリノゲンが、原因であると言う事実を把握しながら、隠蔽・放置したとされる事件。第二の薬害エイズ事件とも呼ばれる。
2007年10月23日、田辺三菱製薬の葉山夏樹社長は、舛添要一厚生労働大臣を訪問して、フィブリノゲン投薬後に発生したC型肝炎罹患患者418人のリストのうち197人の氏名を把握していたにも関わらず、プライバシー保護を理由に罹患患者への連絡をしなかったことを報告した。