血清療法

ジフテリアや破傷風など微生物の産生する毒素によって起こる病気の治療に、これら毒素の対する抗体(抗毒素)を産生させた動物(例えばウマ)の血清を用いること。また、ヒトに異種動物の血清を注射すると、1~2週間後に、蕁麻疹様発疹、発熱、関節痛、蛋白尿などの症状が現れる。このような症状を血清病と呼ぶ。血清病は主にⅢ型アレルギーであり、初回注射でも起こる危険性はある。

注目の記事

幽門側胃切除術

幽門側胃切除術の適応は術前診断でN0(リンパ節転移なし)のStageⅠAで胃の中部(M)下部(L)に存在する胃癌が適応となる。正中切開にて上腹部開腹し、転移の有無を確認するため、膀胱直腸窩、左横隔膜下 …続きを読む…