血清療法

ジフテリアや破傷風など微生物の産生する毒素によって起こる病気の治療に、これら毒素の対する抗体(抗毒素)を産生させた動物(例えばウマ)の血清を用いること。また、ヒトに異種動物の血清を注射すると、1~2週間後に、蕁麻疹様発疹、発熱、関節痛、蛋白尿などの症状が現れる。このような症状を血清病と呼ぶ。血清病は主にⅢ型アレルギーであり、初回注射でも起こる危険性はある。

注目の記事

眼内レンズ縫着術

眼内レンズ縫着術 概念:眼内レンズを挿入する場合には嚢内固定、嚢外固定の両手技があるが、水晶体全摘出術を行なったり、チン氏帯が高度に断裂した場合には水晶体嚢による眼内レンズの支持が得られないため、毛様 …続きを読む…