DDS(Drug Delivery System)

〔概念〕
吸収障壁の通過や、薬物供給、分布や振り分けの問題のある薬物に対して、DDS技術(吸収改善、コントロールドリリース、ターゲティング)を利用することで、薬物体内動態の適切な制御を行うこと。
〔目的〕
作用部位に望ましい濃度で選択的に送達させ、最適治療効果を得る。
〔適用例〕

  1. 連続投与、頻回投与が必要なもの(狭心症に対する亜硫酸化合物など)→経皮コントロールドリリースを行う。
  2. 経口投与製剤化が望まれるもの(細菌感染症に対する抗生物質など)→プロドラッグ化による吸収促進を行う。
  3. 特定の細胞群を標的とし、副作用が強く治療係数が小さいもの(抗悪性腫瘍薬など)→コントロールドリリース、ターゲティングを行う。
  4. 血液脳関門を通過できないもの(脳機能低下に対するニューロペプチド)→透過促進によるターゲティングを行う。
  5. 吸収障壁の透過性が悪いもの(内分泌以上に対するペプチド性ホルモン)→投与経路の変更、吸収促進剤の併用を行う。

注目の記事

角膜ヘルペス

症状 違和感、流涙、結膜充血、眼瞼浮腫。 炎症の程度、部位により、視力低下も訴える。 所見 上皮型の場合、角膜上皮に特徴的な樹枝状潰瘍を生じる。 実質に炎症が波及すると、角膜混濁、前房内炎症を認め …続きを読む…